からだがよろこぶ声楽ワークショップ(感想)
からだがよろこぶ声楽ワークショップの主催者のひとり、いすゞさんのエッセイです。
(いすゞさんはスーザン・オズボーンさんの通訳を長年されています。)
世界にひとつだけの花である私は、誰と競争することもなく、自分だけの花を限りなく可愛がって育てればいい。
お互いの持ち歌を聞かせあう交流は、皆で、ただ一緒にご飯食べ、おしゃべりしあうのとある意味、おなじことをしてる。
でも、歌いあう時、しゃべりあう時よりも、もっとずっと正直で、ウソのつけないほんとの自分を見せ合うような次元で、であっている。
おとつい、やすえさんとかつみさんとやった「度胸試しコンサートつき声楽レッスン」では、 昼間に、まず、人前で緊張せず歌うためのゲーム感覚のワークをし、 やすえせんせいから、個人指導をうけたあと(やすえマジックで、みな、たちまちうまくなる。しかも、お気楽でサポートしてくれる、かつみさんのいけてるピアノ伴奏つき)
贅沢な、個人指導を受けた皆さんが、 夕方に、それぞれの持ち歌を聞かせあう、ミニコンサートをひらいた。それは、普通のコンサートと全然ちがう。参加者皆が、歌う人を積極的にサポートしあう、前代未聞の暖かい歌の輪だったと思う。
ほんとは、歌とは、こういうものだ。スーザンオズボーンさんがいっていたように。
そのあと、ひとりひとりの歌から、受け取ったものが何であったのかを聞いてた人全員がメモにして、プレゼントしあった。
実に皆が信じ合い、応援しあっていた。
歌うと、その人の魂の言葉が語られるのだ。
だから、私達は、自分のたましいから、その人にお返事したくなる。
みんながかけがえがなく みんながすてきすぎて こんなことがいちばん しあわせだなあ。
さいごに、全くちがう8種類の花を、あみだくじで選び、出演者にプレゼントした。
どうかご自分だけの花、大切に育てていってください、という祈りをこめて。
来てくださったみなさん やすえさん、かつみさん、 こんなにうれしい日を ありがとうございます。
竹内いすゞ
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