合唱いろいろ
先日、地元の合唱祭に行きました。
普段練習されている曲を発表する機会です。衣装を揃えたり、ドキドキしながら、みなさん参加されていました。
自分に出番がないと、いろいろと中立的な感覚で聴けるのが面白いですね。
合唱、指揮者、ピアニストの関係がいろいろと見えたのが面白かったです。
あるところでは、指揮者が合唱やピアニストを懸命に動かそうとしていったり、あるところでは合唱が指揮者とピアニストに追いつこうと必死であったり、ピアノに合わせて歌ったりなどと、指導していく上で、何を大切に思っているのか、というのが合唱団によって違っているのが見えました。
ひとつ、良いなあ、と思う合唱がありまして、そこはハーモニーに倍音が出ていたので、会場で聴いている人たちが、「わ〜、きれい〜!」と感じているような空気感がありました。3声の動きが同時に聴こえ、ピアノの音もそのハーモニーに合わせた音量で、必要な時に現れたり、バランスがとても良かったのです。
やっぱり、みんなで一緒に音を楽しんでいるのが見えてくるのは良いですね。
誰かが中心、ていうのではなく、みんなが中心。
世の中もそういう風になってくるといいのに、なんて思いました。
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