平和をわれらに

アレクサンダー・テクニークを学んでいる人たちの間で使われる、「ユース」という言葉があります。英語のUSEのことではありますが、自己の使い方(からだとこころの統合の状態)を指しています。良く統合された状態でいると、「ユースが良い」なんて使います。


先日の分離唱の帰り途、あきさんがものすごく良いユースで、渋谷の街を歩いていました。

ひとがたくさんいる中を、まるで景色のように見ながら、スイスイと進んでいくのです。

まわりのひとたちが影のように見え、あきさんだけが存在しているようでした。


もちろんあきさんはアレクサンダーの先生だから、ユースが良いのは当然かもしれませんが、

それにしても素晴らしかったので、「すごく良い状態だね。」と言ったら、

「ずっと頭の中でDona(その日に歌った新しい曲)を歌っていたの。」と。


「平和をわれらに」というラテン語だから、言霊としても充分ですね!

妙な考えを巡らしているより、良い音楽を思うこと!

これこそ、「平和をわれらに!」かもしれませんね。

studio Kattini

音と動き、あるいは音、こころ、からだ、ひとをつなぐスタジオ

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