安静に
アレクサンダー・テクニークのレッスンを継続的に受けている方に接していると、怪我や病気などによって、身体の状態が変わってしまうことがよくわかります。
人間ですので、大きなものから些細なものを含めて、不慮の事故などに遭いますよね。
アレクサンダーを知っているから、それを使ってみなさん比較的に上手に対処されていると思います。それと、不調和な状態になったら、氣付くのが比較的早いと思います。
そんな時にレッスンをしてみると、やはり身体は痛みを避けるために変化しています。
無意識だと思いますが、痛みを感じないために、ぎゅっと力を入れているんですね。そしてその状態が普通になって、力を入れていることに気付かなくなってしまっています。それで別の痛みが起きるようです。
身体はすごいですね。
無意識に痛みを避け、守ってくれる。
でも、もしかするとぎゅっとしない状態の方が、治癒は早いのではないかと思います。
その分血流などが良くなるはずですものね。
ゆったりと横になって、アレクサンダーを使うのは効果的かもしれません。
お医者さんが「安静に」というのは、なるべくこうならないよう、身体の治癒の力を促すためなのかもしれません。
ただ動かないのとは違うのではないかしら?
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