演歌
「演歌」は日本の歌っていうけれど、実はわたしはあまりしっくりと来ないんです。
唱歌とか和歌とかは、歌っていて自然にからだに入ってくる感じがあるのですが、それとは違った感覚です。
非国民なのかな(笑)、なんて思っていましたが、先日テレビを見て、勝手に納得しました。
韓国の大統領への抗議デモを放送していて、その中で「大統領に抗議する歌」が歌われていたんです。それが演歌そのもの。
ああ、ルーツはこちらなんだ、と。
ものすごく感情と言葉と節が一体になっていて、氣持ちが伝わってくるんですね。
そんなことを、歌謡曲博士の生徒さんに話したら、日本の歌謡曲は、ほんとうに時代時代によっていろいろなところから影響を受けていて、それを取り込んでいるから、ルーツを辿るとすごく面白いんですよ、って教えてくれました。
日本人が統合上手なのは、宗教や料理だけではないんですね。
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