みんなと同じように
知り合いの慶子さんが本を出した、と聞いて、読んでみました。
慶子さんはとっても優しくて親切な方で、分離唱に参加してくださった時も、偶然誘ったサラ・バーカー先生に、一緒に参加しながら、通訳してくださいました。
(ちなみに、慶子さんもサラさんも分離唱をとても喜んでくださったのが、わたしの心の支えの一つです!)
慶子さんの本は、ほんとうに慶子さんが話しているように等身大で書かれていて、とても共感できました。
華やかな職業の方だけど、一歩一歩自分と向き合って進んできた道の結果なのだなあと。
そのなかで何回も出てきたフレーズ、
「みんなと同じ」ことができないじぶんにコンプレックスを持っていた。
これ、わたしも持っていたなあと。
特にピアノに関してですが。
「みんなと同じようにできるようになりたい。」
「どうしてみんなみたいにできないのだろうか。」と。
氣づいてみれば、「みんな」なんてものはいない。
誰々さんと、誰々さんと、誰々さんがいるだけ。
じぶんの作った「みんな」という現像。
みんなができる、というのも幻想。
それぞれのひとに、それぞれの得意なものがあるし、それぞれが違う。
じぶんのやりたいことを、じぶんのペースで、じぶんで舵をとって進むだけ。
人生って、こういうことなんじゃないかな、って思います。
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