シューマンのお話
分離唱の佐々木基之先生がよくお話されていたもので、私の大好きなお話があります。
それは、シューマンのお話です。
シューマンはピアノを弾いていて音を間違えた時に、「おやっ?」と氣付いて、
たくさんの美しい響きを見つけて作曲に取り入れたそうです。
「星の夜」という歌曲はそんな音でいっぱいにできていますよ、って。
小さなお話だけど、「正しい音」、「間違えた音」に分類しちゃうのではなく、
小さなハプニングも、じぶんのものにしてしまう。
じぶんの音を聴くって、そういうことですよ、って。
素敵なお話だな、ってずっと心に残っているんです。
じぶんに起こることすべてを、受け取ることができますように。
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