不安とか心配とか

先日キャシー・マデンによるアクティング・ワークショップ2018が終わりました。

いろいろと厳しくなってきた条件のもと、無事に開催することができて、本当に良かったです。


キャシーのワークショップを見ていて、ほんとうに嬉しく思うのは、役者さんたちが子供のように物語の世界を次々に創造していく様子です。

ひとというのはほんとうに自由で、何もかもじぶんで作り出すことができる、そんな自信を与えてくれます。

彼らは物語を作り出してゆくけれど、でも実際の人生もこうやって作り出せるのではないか、そんな生きることへの自信と喜びを与えてくれます。


訓練とは、決して辛いこと、耐え忍ぶことではない。

たくさんの遊び心を持って、自分から現れる感情と正面から向き合う。


素敵だったのは、「変容させる」ということ。

外から来たものを、自分の好きな形に変容させて、相手に贈る。


じぶんの中にある「不安」や「心配」を大きくしないで、

それを消そうとしようとはせず、じぶんの好きな大きさにして、存在することを許す。

なんとも素敵なアドバイスでした。


決して戦わない。

じぶんの中に存在するものを認める。


たくさんのメタファー。

これらはきっといろいろな場面で役に立つでしょう。


人生が豊かになる演劇のレッスン。

その本質には、プロもア

マもない。

ああ、日本中の子どもたちに受けさせてあげたい!

わたしもこうやって演劇を学んでみたい!

studio Kattini

音と動き、あるいは音、こころ、からだ、ひとをつなぐスタジオ

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