発酵と分解

炭素還元農法という方法で農業をされている方から聞いたお話が面白かったので、ここにメモします。


その方が説明するに、自然の循環のなかで生物は発酵型と分解型に分かれるそうです。

人間は発酵型なので、発酵するものを食べると元氣になるそうです。

味噌、醤油、漬物、納豆などなど、日常的な日本食を食べていれば、体は喜ぶそうです。


分解型の生物は、ゴキブリなどが代表だそうです。

彼らは分解してくれる働きを持つので、腐ったものを食べると元氣になるそうです。

発酵しているものをゴキブリが食べると死んでしまう、なんて知っていましたか?


だったら危険な薬品も無用ですよね。

お酢とかで駆除できるのかしら?


面白いのは土の話で、「腐った土」と「発酵する土」があるそうです。

腐った土でできた食物は、虫がつく。イノシシが食べる。

夏の間に腐りきらせて、発酵に働きが変わった土は、虫がつかない。


原理というのは、意外とシンプルみたいです。


観察しながら、農業をするそうです。

すべて自然が教えてくれる。


ヒトにどれだけの能力が眠っているのか。

そんなことに興味があります。


studio Kattini

音と動き、あるいは音、こころ、からだ、ひとをつなぐスタジオ

0コメント

  • 1000 / 1000