音楽も自然に帰して
佐々木基之著 「耳をひらいて心まで」より引用。
自然とは何でしょう。ハーモニーです。
倍音としてCEGが存在する限り人類はハーモニーによって救われます。三人の声でCEGの音をうたってきいていれば必ずハモるのです。
今日のピアノの先生は、「もっと自分の音をきけ」と異口同音に申されるようです。
しかしそれは無理な話です。決して聴こえるようにはして下さらないからです。百パーセント聴こえる耳を作るのが分離唱です。わたしはこれを耳をひらくと言っているのです。
絶対音感と音楽性は両立はしません。
耳でピアノが奏けるようになって音楽を感じる経験を重ねていくうちに、音楽性も育ってくるものです。
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