難しいですね
分離唱を経験されて、ときどきこのような感想を耳にします。
このような方はすごく、違いのわかる方なのだと思います。
これだけ西洋音楽が溢れている世の中なのに、誰もが聞いている音楽は、ほとんどのものが西洋のものをベースに作られているものなのに、ハーモニー全体を聴く、という訓練はたいていの方は初めてだと思うのです。
「こんな聴き方をして歌ったことがない」、ということなのかな、と思います。
そういった意味で、「こんなこと考えて動いたことがない」というアレクサンダー・テクニークの感想と近いものがあると思います。
だから、かなり新しい経験をされていたのだと思います。
どのような体験をされ、どんな発見があるのかは人それぞれですが、ハーモニーを楽しみながら「感覚をひらく」ことをしていると思います。
「良い音楽をつくる」ということよりも、一瞬一瞬の音に氣付く、じぶんの状態に氣付く、結果として氣持ちのよいハーモニーができる、そんなプロセスを練習しています。
楽しくなくちゃ、学べませんからね!!
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