じぶんのメソッドをつくる

小さい頃、わたしはピアノの「正しい弾き方」があるものと信じていました。

だから、先生の言う通りにできないといけない、と思っていました。

先生の手の形を真似したり、どれが正解なのかわからなかった。

先生のような音を出さなくちゃいけない、とも思っていたし、とにかく正解が知りたかった。


どの先生も「こうするのよ。」って教えてくれたけれど、

「じぶんで見つけなさい。」とは言ってくれませんでした。


じぶんが楽なように、じぶんの好みの音を探して、じぶんが楽しむ。


当たり前のことなのに、ずっと忘れていました。


手の大きさも、指の長さも太さも、腕の長さもからだの大きさも、

聴いているものだって、ひとりとして同じひとはいない。


#ピアノのレッスン って、じぶんのメソッドを作り上げてゆくものだと思います。


studio Kattini

音と動き、あるいは音、こころ、からだ、ひとをつなぐスタジオ

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