動きが小さくなると

無駄な動きが減り、効率良く動けるようになると、動きは統合され、

目に見える動きは小さくなります。

超人、達人の動きなど、すごいことをしているのに、

ほとんど動いていないように見えますよね。


これって、動きが減っていると思いがちですが、

わたしは違うと思います。

たくさんの小さな動きが増えていると思うのです。

そのくらい、からだの中には関節と筋肉がいっぱいあって、

それらが相互に作用しながら、ありとあらゆる動きに対応しているのです。


より精密に動けるようになると、負荷がより全体にかかるようになるので、

小さな力で済むようになると思うのです。


だからアレクサンダー・テクニークは動きを減らすものではありません。

より精密に、よりたくさんの箇所が動けるようになるよう訓練していると思うのです。


studio Kattini

音と動き、あるいは音、こころ、からだ、ひとをつなぐスタジオ

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