復活、発進、発信‥。

パソコンが壊れる、ということが起こりました。

不便なようで、無ければ無いで、時間ができる、という感じ。


そんな時、和歌を作って披講する機会ができ、今度は作曲。


藤本夫妻の結婚記念日に、お宅へお邪魔したお礼に、なにかじぶんの氣持ちを伝えたくて、

行きの電車の中で和歌を作って披講してみよう、と思ったのがきっかけで、小学生が作ったような和歌を、聞いていただきました。


ことばを大切なひとのために選ぶ、ということ、

それを音にして伝えるってこと、

とっても恥ずかしかったけど、そこに詰まった純粋な思いの時間。


自己陶酔かもしれないけど、

伝えることができた、受け取っていただけた、と思えてとっても満足でした。


氣持ちを物に託して伝えることしかしてこなかったけれど、

純粋な思いはこういうことなんだな、って思いました。


曲を作るのは、今までまったくしてこなかったこと。

佐々木基之先生によく、「曲を作ってきなさい。」ってさんざん言われたけど、

ちっとも作れませんでした。


バッハやモーツアルト、ショパンにドビュッシー。

完成された素晴らしい曲の数々は、感じた以上の情報を音にしてくれています。


こんなに素晴らしいものがたくさん存在するのに、

わたしなどがつまらない曲を作る必要があるだろうか。


わたしは知らず知らずのうちに、音楽とは素晴らしいものを表現すること、

という枠を作っていたようです。


わたしの作った曲はちいさな子守唄。

どこかで聞いたようなメロディ。

なんてことのない曲。


でも、これが等身大のわたし。

ここに向き合うってことをしてこなかったんだな、って思います。


ともだちは当然のように曲を作る。

まるで日記を書くように、写真を撮るように、今のじぶんを表現する。

ああ、まるで和歌を作るのと同じ。


そんなかんじで、2018年、やったことのないことに挑戦し続けます。


どうぞよろしくお願します!


studio Kattini

音と動き、あるいは音、こころ、からだ、ひとをつなぐスタジオ

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