ママと赤ちゃんとハーモニーと
先日、ご縁があって、分離唱の仲間の手助けとともに、葛飾区の希望の家にてワークショップをやらせていただきました。
集まってくださったのは、たくさんの赤ちゃんとお母さんたち。
まだまだちいさくって、あぶなっかしくって、お母さんたちは大変な時だと思いますが、暑さにもめげず、多勢の方がご参加くださいました。
わたしが今まで分離唱の合唱で経験してきたのは、たくさんの大人たちが合唱を楽しむ中で、数人の子どもたちがおとなしく遊びながらその場にいる光景でしたが、今回はメインがお母さんと赤ちゃんたち。
おそらくわたしの人生の中で、これだけ多勢の母子が集まる場所にいたのは初めてのことだと思います。
当初はこの企画を立ててくださった音楽療法士さんと相談して、おそらくお母さんたちは赤ちゃんに氣をとられて歌えるかどうかわからない、ということで、聴いていただくことがメインになるだろう、と考えていました。
ところがどっこい、聴き合う練習を始めると、動いている赤ちゃんもいますが、全体がひとつの場になって、お母さんたちは参加してくださるし、赤ちゃんはほとんど泣き叫ぶようなことはないし、ピアノに興味を持って触りに来る子がいたりするだけで、すごく音に興味を持ってくれているのがわかりました。
わたしは氣付きませんでしたが、分離唱メンバーにデモンストレーションで声を出してもらった時、意図せず美しい5度が出来上がってしまったら、赤ちゃんが音の方へすぐさま反応したそうです。
親子で30人くらいいらしたでしょうか?
ちょっとの時間でこのような場が出来上がり、みんなで楽しめたなんて、ほんとうに素敵な経験でした。
何もいらないんです。
楽譜も用意しなかったし、簡単なハーモニーをみその場にいる人たちで味わっただけ。
わたしたちは、じぶんたちだけでそんな場を作れるんです!
なんて豊かなのでしょう!
こんな場が増えるといいなあ、
分離唱の仲間たちと、そんな話をしました。
Home-Startという家庭訪問型子育て支援での関わっているみなさん、音楽療法士さんたちの日々の活動があってからこその経験でした。
関係者の皆さまに感謝しています。
また、このような取り組みを知らないお母さんたちに、ぜひ知っていただけたら、と思います。
長野県、岡谷で分離唱をします!
ご興味のある方はぜひいらして下さい!
こちらは、日本語の力を思い出す、うたの会です。
知っているうたの言葉の力を取り戻し、楽しみましょう!
いすゞ千家のお茶もあります!
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