塩、酒、砂糖
魂合気の大野先生が言っていたことが面白かったので、メモします。
巷では健康のために減塩とか言われていますが、最近では海水を飲むと病気が治るとか、反対の情報が現れてきています。
どう考えるべきか。
そんな時、こんな話をしてくれました。
ものを腐らせないために、私たちは食物を塩につけたり、砂糖につけたり、アルコールに漬けたりします。梅干し、ジャム、ケーキなどは、長持ちさせる知恵ですよね。
梅干しは、塩が少ないと腐りやすくなります。
塩辛い梅干しは、何十年、下手すると100年以上腐らないそうです。
ひとのからだは、海水と成分が同じだそうですね。
海の水のように、新しくして保ってあげる。
そう考えてみたらどうかと。
塩分が不足すると、他のもので腐らないようにしようとする。
甘いものが欲しくなったり、アルコールが欲しくなったり。
そう考えると、塩をしっかりとった方が良いと。
テレビや雑誌で「あれが良い」「これが悪い」などといろいろなことが言われていますが、
答えは自然現象の中にある、すごくあたりまえのことかもしれません。
じぶんで観察し、考える。
アレクサンダー・テクニークで学んだ在り方は、
「わたし」が生きてゆくことの最も大切な基礎を身につけてくれました。
情報に頼りっぱなしは、「依存」ですね。
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