楽になる
アレクサンダー・テクニークには幾つかの流派があって、わたしの学んで来たアレクサンダー・テクニークは、とっても学ぶのが難しい方法だ、という人がいます。
わたしもそう思います。
だって、絶対に先生になれると思わなかったし、なりたいとも思わなかった。
どうしてそう思ったかというと、じぶんがどんな情報を受け取っているのか自覚できなかったこともあります。ただ「面白い」だけで過ごしてきたので。
今思うと、「面白い」のは実は「ひと」で、アレクサンダーではないのかもしれませんが。
でも、大きな収穫は、あまり好きでなかった「ひと」を、とっても「好き」になったこと。
「ひと」が怖くなくなった、ってことかもしれません。
じぶんを守る必要がなくなった、とも言い換えられます。
守っていたことさえ、じぶんは知らなかったのですが。笑。
わたしがレッスンを始めた頃、とっても輝いて見えた真田由香先生に聞いたことがありました。
「これを学んで、先生は何が変わりましたか?」
由香先生は、「う〜ん」と考えられて、
「強いて言えば。生きるのが楽になりました。」
って、答えてくださいました。
それがとっても印象的です。
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