脳トレです

先日、披講学習会では「七夕歌会」を行いました。

皆で「七夕」に因んだ歌を作り、梶の葉に清書をしました。


この、和歌を作る、という作業、全身全霊を使います〜。

わたしの生活の中で、こんなに考えることはない、くらいの勢いです。


「七夕」に何を思うのか。

自分が何を感じ、何を表現したいのか。

それから言葉を選び、5、7、5、7、7のリズムにのせます。


直前まで歌が決まらず、苦し紛れに作ったのは、

ほとんど小学生のようなもの。


私たちは1首だけだったけど、

昔の人は「七夕」というので、それぞれが7首作ったそうです。


梶の大きな葉に、墨で歌を清書して、短冊にして飾るのも、素敵でした。

優雅な生活ですね。

子どもたちの遊びのようにシンプルだけど、

貴賎の差もなく楽しめるのは、やはり素晴らしい文化ですよね。


ことばにたましいを入れる作業、だれもが参加できる、すごい芸術だと思います。


studio Kattini

音と動き、あるいは音、こころ、からだ、ひとをつなぐスタジオ

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