朗詠

最近、星と森披講学習会の関係で、朗詠を習い始めました。

「朗詠」というもの自体、私は知らなかったのですが、

漢詩に節をつけて歌ったものだそうです。


和歌披講は、流派はありますが、おおよそ2つの旋律が決まっていて、

それに和歌を入れていくのですが、言葉の意味が伝わるよう、即興的に節を変化させます。


ある程度パターンはあるようですが、わたしたち新人は、先輩のリードに合わせて言葉を入れるよう、神経を使っていますので、どうやら耳が発達したようです。


朗詠は曲によって節が違うらしく、譜があります。

5つの階名もあり、それを見ながら歌っていくのですが、階名も何も知らないので、

とにかく先生と歌える会長の声に合わせるばかり。


でも披講で慣れているせいか、みんな何となく歌えてしまう。

譜はかなり大まかで、西洋音楽のように細かく、きっちり指示されていません。


先生が笛を吹いたり、琴を鳴らしたりして、合わせてくれます。

あまりに違うと、直してくれる。

こういう教育だったんですね、日本は。


やっぱり、耳を使った教育、だと思います。


studio Kattini

音と動き、あるいは音、こころ、からだ、ひとをつなぐスタジオ

0コメント

  • 1000 / 1000